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(3.2) GRCの歴史
 2.GRCの歴史

 コンクリート・セメントの補強材として鉄筋以外に多くのものが研究されており、ガラス繊維もその一つで古くから研究されています。ガラス繊維で補強したものは、製造直後は非常に良い性能を示しますが、時間とともにモルタルのアルカリに侵されて補強効果が失われていきます。そこで英国のピルキントン・ブラザース社がジルコニアを多量に含んだ耐アルカリ性ガラス繊維を開発し、建築部材等に使用する基本的な製造方法を研究確立しました。これを受けて旭硝子㈱等が技術導入して、建築・住宅・土木・景観材料等に商品展開をしてきました。

1992/12:建設大臣官房技術調査室監修/外装仕上げおよび防水の補修・改修技術出版企画編集委員会著シリーズ全10編の第8編 外壁のパネル被覆改修構法技術にGRCパネル被覆改修構法設計・施工指針編として掲載された。
2002/02:日本建築学会 外壁改修工事の基本的な考え方(乾式編)に第2編 乾式被覆改修構工法各論の第1章 GRCパネルによる乾式被覆改修構工法が掲載された。
2004/01:日本建築学会 建築工事標準仕様書・同解説JASS27 乾式外壁工事が発行される。この中に5節 GRCパネル外壁工事があり、初めての公的な規定となった。
2012/02:日本建築学会 建築工事標準仕様書・同解説JASS14 カーテンウォール工事に付録としてGRCパネル構法の設計・施工上のガイドライン(案)が掲載された。
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