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◇ ◆ A L C ◆ ◇ (2.1) ALCとは |
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ALCは Auto-claved Lightweight Concrete の略で、昭和42年9月に制定された建設省;現国土交通省告示で”高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート”と表示されています。鉄筋で補強されたパネル形状のもので、建築物の壁・床・屋根・間仕切り等に使用されています。 |
これは平成28年10月に発生した宇都宮市の自爆事件に関連した駐車場車輛火災です。 写真:朝日新聞デジタルから ![]() 後ろの建物はALC薄物パネルと思われます。炎で焼かれた部分は黒くなっていて、その中央部は白くなっています。白い部分は表面部分が剥落したと思われますが、建物は延焼していないのでALCの耐火性能を見事に発揮しています。 |
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平成28年12月22日(木)10時20分頃新潟県糸魚川市内で出火した火災により、大きな被害が出ました。状況はテレビ番組で多数報道されましたが、国土交通省住宅局の調査速報が、調査を担当した「建築研究所」「国土技術政策総合研究所」のHPで公開されました。 【建築研究所】 新潟県糸魚川市における大規模火災に係る現地調査報告(速報) |
今回の火事は、①気象条件<フェーン現象下での強風の通り道>、②木造住宅密集地<木密地域>、③初動消火体制が弱かった、が重なり、「飛び火」による延焼が顕著にみられたのが特徴です。 過去の大火としては1976(昭和51)年10月29日に発生した山形県酒田市のものがあります。この時は、今回以上に一面の焼け野原になりましたが、その中に一つの建物がポツンと焼け残りました。これが鉄骨造ALC建築物でしたので復興に当たり絶好のPRとなり、商店街だったので店舗建築物には最適のALCが多数採用されました。 木密地域にALCをはじめ防耐火建築物が多数あれば、延焼防止に効果を発揮します。 右図は上記報告から 図5.4.1 飛火による延焼の分布 |
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